午前中に恵比寿のホテルをチェックアウトして、品川から新幹線に・・・

午前中に恵比寿のホテルをチェックアウトして、品川から新幹線に乗り込む。東京ー大阪間のグリーンには結構有名人が乗って来るのをご存知であろうか。今回は冬ソナの歌を唄っているRYUが!叔母さま達は誰も気づいてなかったが(笑)・・・

目的地は京都どす。予約していたレンタカーを半日ドライブするひとり旅。まずは仕事、茶道具の卸商さんを訪ねる。右京区?まぁカーナビがあるから大丈夫。電話番号で一発検索。賢いねぇ・・・20分程で到着、本日店休日なのに会長ご夫妻が出迎えてくれて、小一時間ほど雑談&仕入れ品定め。

セレクトショップでは和物も紹介してゆくつもりです。日本人として「和」を避けて通る事はできません。今回は大徳寺黄梅院・小林太玄和尚の横掛け軸を分けてもらいました。ちなみにボクは彼の「一」という、やはり横掛け軸を福岡の部屋に掛け、初心を忘れないよう毎日眺めています。

その後、ご夫婦に紹介された料理屋で「にしん蕎麦」と「ハモ箱寿司」を食す。ここは細木K子さんやハリーPッターの男の子も来店したとか。旨い・・・

そしてこれまたご夫婦から情報を得た、大徳寺の中でも普通は拝観できない「黄梅院」と「瑞峯院」の特別拝観へと急ぎます。

最も古い寺である「龍源院」では独創的な石庭「一枝担(いっしたん)」とふすま絵「竜の図」にまず驚愕。そして「黄梅院」へ・・・

簡素な中に穏やかさと深みを感じ取れる「波頭庭(はとうてい)」。 かの利休が66才の時に作られた「直中庭」にもやっと巡り遇えた・・・茶道を嗜む者としては一度は見ておきたい名庭です。

そして何より驚いたのが、先へと進んだひと間で太玄和尚が筆を走らせ、一般拝観客に直接販売していた事。

僕は迷わず和尚の前に正座し、名乗り、和尚の掛け軸を所有している事を伝えると・・・そこから僕は目をグッと見つめられたまま、和尚の有り難い説教が始まりました。物事を成すには30年は必要だと言って「一心不乱(一心を乱さず)」。毎日同じ事の積み重ねで城を築けと叱咤され「吾道以一貫之(吾が道一を以て之を貫く)」。この2枚の色紙を書いてくださったのです。感激の痺れが全身を駆け巡りました。

時間ギリギリに「瑞峯院」へも入館でき、荒波を表現した枯山水「独坐庭」も見れたし、利休居士が唯一残した2畳の席「平成侍庵」の復元茶室にも坐れた。ホッ・・この薄暗い茶室は十数年振りに公開されたと聴いて、偶然の恐ろしさを知る。

お茶の先生へのお土産に大徳寺納豆入りの茶菓子「紫野」を購入し、車で再び移動。

アコースティックユニット「高鈴」のふたりに教えてもらった「花見小路」へ。鴨川沿いがかなり渋滞していたので心配したが、目的地の「十二段屋」へ辿り着く。名物「大海老天丼」をペロリ。う〜む・・・酒が飲みたかった。

「TOGGY秋の京都・男ひとり旅」いかがでしたか?

紅葉には少し早かったのが残念でしたが、歴史と人との出逢いに不思議な感覚を覚えた旅でした・・・

「古都がオレを呼んでいる。」なんてね。

次回は一泊して、もっとゆっくり周ります。