初セガキ

早朝より実家に寄り、お袋と共に寺院へ向かう。
実家は真言宗、毎年この時期に行われている「セガキ法要」。今までは祖母が毎年申し込みお布施を収めているだけだったが、初盆なので僕は今年初めて参加した。

小雨降る中、20人余りの僧侶による読経。銅板瓦を打ち軒に滴る雨水の音、鐘や鈴の音、そして蝉の声…
正に日本のヒーリングミュージックである。

初盆の家族は焼香しトウバを頂く。最近はトウバ用のプリンターもあるらしいが(笑) ちゃんと筆書きだった。
読経中何度か、僧侶が後方へ向け投げる「札」を拾った。一枚一枚に意味がありそうな絵が描かれている。これはお守りなのかな?

終了後、お弁当とお菓子・ジュースが配られた。

先祖を弔い立派な装飾の仏様に手を合わせる…
これからは毎年来ようと思った。奈良・京都もイイけど身近にこんな素晴らしい場所があるのだから。