新年初釜。

CROSS FM「TOGGY'S T.T. Topics Today」に倖田來未ちゃんが登場。

通常のゲスト枠ではなく、午後7時から40分以上も!
ワイワイガヤガヤキャッキャッと楽しいあっという間の時間でした。

しかしシークレットだったのに、ファンの皆さんの情報収集力は凄い。

怒濤の年末スケジュールをこなし、正月は家族で海外旅行へ行けたそうで
小麦色・健康的なくぅちゃんでした。

写真はCROSS FM HPにアップされています。

成人式祝日。新年の初釜に参加した。

和装はやはり背筋がピンと伸びきる感じ。白足袋に草履。
小雪の混じる厳寒の日だったが、羽織とマフラーだけで着物は意外と暖かい。

午前11時席入り。社中を含め客は計8名。
待ち合いにて師匠の新年挨拶を待つ。

お茶の師匠は今年で90歳。
月末京都での初釜と秋の功労表彰を楽しみにされている。

我々をもてなす為に前日深夜2時過ぎまで準備をしていたそうだ。
「人のために・・・」 人生の課題である。

      

つくばい脇の湯桶から湯気があがる。寒中の茶会らしい風情。
手と口を清め躙り口から茶室に入り、床と釜・水差しを拝見。

再び待ち合いに戻り、銅鑼の音を待つ。

畳上に茶懐石が運ばれ 先ず一文字に盛られた白飯をいただく。
汁物の吸いきりを聞いたところで酒がすすめられる。

      

師匠の歴史が刻まれた手が凄い。

 

酒を飲んでから「向付け」に手をつける。
「煮物」一鉢に人数分盛り込まれた「焼物」、「小吸物」「八寸」「湯桶(ゆとう )」と「香の物」。
湯桶(焦げ飯と湯)を飯椀に入れ食す行為は是非とも復活させるべきである。

 明治生まれの祖父は、食後必ず飯碗に茶を注ぎ飯粒と箸先を洗っていた。
 子供心に「汚いなぁ」と感じていた自分が間違いだった。
 水も洗剤も乾燥機なんかも必要ないのである。

茶懐石でも箸洗(湯に生姜片が入ったもの 別名すすぎ汁)が出て来て、箸を洗い、懐紙で膳に落ちたしずくを押さえて整え、一同で折敷の縁に掛けてあった箸を折敷の中に落とし、音で終了の合図をして終える。

そのあと菓子と濃茶が供せられる。

僕も薄茶を点てた。

     

この後、師匠は我々を残し透析の為病院へ。週4回通っている。

「人間 気合いだ!」

おまけ

運転手の巨漢HONEY(140kg)は利休さんの想定外。
にじり口から出入りできるのか・・・この度検証してみた。

      

           なんとか通った(笑)。