グラナダ空港で爆弾テロ騒動!

太陽海岸の夕陽を満喫し、心地よい疲れを癒すため
ホテル近くのバルで遅い夕食をとる。もちろんアルコール補給も・・・

ここのホール係のお兄ちゃんが最高で、ボクが座った奥の席のそのまた奥のサービスワゴンの中に自分のビールを隠してチビチビ飲んでる(笑)。
ボクが見つけると、ウィンクして陽気に働き続ける。
しまいにはボクのジョッキを下げる時に、自分のジョッキも片付ける始末。。

カラマリやポークステーキ・タパスでビール&サングリア&カヴァ飲みまくり。休暇って最高!

翌朝はレンタカーで空港へ。途中で満タン給油。
走行距離は1日でなんと465kmだった。
LEON1.9ディーゼルの燃費は15km/l以上。素晴らしい。

グラナダ空港まであと200m。そこでアルファロメオとプジョーのパトカーに停められる。

スペイン語でよく理解出来ないが、とにかく空港は厳戒態勢。一歩たりとも近付けないと言う。とにかく15分はここで待てと。

そのうち消防車・救急車・軍の装甲車みたいなクルマが凄いスピードで走り抜けて行った。テロか?
タクシードライバーに聞いても英語が通じない。インド系のパイロットとCAが居たので尋ねると、どうやら爆弾テロの恐れがあるという・・・困った。
レンタカーは返さなければいけないし、飛行機の搭乗時刻は迫っている。

とりあえず携帯電話からセビーリャのAVISに電話し、状況を説明する。
クルマの返却時間はなんとかなりそうだ。

結局30分以上待たされて封鎖解除。

空港に着くと、まだ建物内には侵入禁止だという。

そしてこの光景。

人がタンカで運ばれて行く。酸素吸入しながら脈を計ってる・・;

2004年、マドリード・アトーチャ駅での爆弾テロでは、朝の通勤時間帯を狙われて200名弱の犠牲者を出している。この国ではテロは身近な犯罪なのだ。

爆発音がしたら何処に身を隠そうとか考えながら、空港内のAVISカウンターへ。

そこの美人受付嬢に真偽について尋ねると・・・

「シムラシオン!」

「ん? シミュレーション?」

「訓練かい!」

とにかく建物も訓練も、その規模の大きさに圧倒されまくりの助。

という事で、無事 バルセロナ行きのSpanairに搭乗できました。