セビーリャ~グラナダまでドライブ。

ホテルを出発したのが午後4時。
日没は午後7時過ぎなので、大西洋に沈む夕陽を見たいと只管南下。

途中、シエラネバダ山脈に残る雪を眺めながらの高速ワインディング。

風力発電のデカい風車が立ち並ぶ切り立った丘。
突然山の中に現れる白い建物だらけの街並み。

アンダルシアを走りながら、モロッコに近づいている。

1時間半後、ようやくコスタ・デル・ソル(太陽海岸)が見えた。

マルベーリャ、トレモリノス、マラガまで足を延ばす時間はなかったので
目指したのはネルハという街。

ここにヨーロッパのバルコニーと呼ばれるスポットがある。
広いパーキングに駐車して歩く事5分程。

ヤバい。。。
福岡のバルコニー好きがヨーロッパのバルコニーまで来てしまった。

帰りはサーキットさながらのワインディングを、地元車に負けず劣らず駆け抜け無事到着。すでに午後9時近くになっていた。

朝9時半にサンタフスタ駅のAVISでレンタカーを借りる。

予約していたので、手続きもスムーズ。
オプションで保険(20€)とカーナビ(14€)。

借りたのはスペイン・セアト社製 LEON 1900cc ディーゼル 6速マニュアル。VWグループらしいカッチリとした小型ハッチ。

街を抜けるとすぐにフリーウェイ。制限速度は100km~120km。
そこを各車だいたい20kmオーバーくらいで流している。

減速する手前には段差をつけているし(120kmから40kmまで落とす)
ラウンドアバウト(ロータリー)も沢山あるし、
とにかく信号停車があまりなくアクセルのオン・オフがはっきりしている。

ドライバーのテクニックも素晴らしい。女性も年配者も。
左車線で追い越しにかかるとスッと譲ってくれる。
基本的に前後のクルマの距離とスピードを把握している。
成熟したクルマ社会が存在していた。

途中ホテル併設のドライブインみたいな場所で休憩し260kmを走破。

カーナビのお陰で迷う事なくホテル・カルメン前に到着。

チェックインしてタクシーで9世紀から建造された城塞アルハンブラ宮殿へ。
午後3時の入場券を予約していたので、その前に夏の庭などを散策し・・・
いよいよイスラム建築の中へ。漆喰細工や木の建具も素晴らしかった。

ディーゼルベンツのシータクでホテルへ一旦戻り、コスタ・デル・ソルを目指し再びパーキングからレンタカーを出す。