神在月(久々の旅行記)。

陰暦の十月のことを神無月といいます。これは全国の神々が出雲の国に集まられ、神々が留守になられるからです。反対に出雲では、神々がお集まりになられるので「神在月(または神有月)」といいます。
なぜ出雲に、なんのためにお集まりになるのでしょうか。『日本書紀』に大国主大神が天照御大神に「国譲り」をなさった時、「私の治めていますこの現世(うつしよ)の政事(まつりごと)は、皇孫(すめみま)あなたがお治めください。これからは、私は隠退して幽(かく)れたる神事を治めましょう」と申された記録があります。この「幽れたる神事」とは、目には見えない縁(えん)を結ぶことであり、それを治めるということはその「幽れたる神事」について全国から神々をお迎えして会議をなさるのだという信仰が生まれたと考えられます。

私たちはだれしも思いがけない、不思議な巡りあわせで、恋愛や仕事の悩みが解決したり、もしかしたら遭遇したかもしれない災難に遭わずに済んだ経験を持っています。私たちの毎日はそういう「目には見えない縁」の積み重ねとも言えます。

出雲大社(いずもおおやしろ)HPより。

JAFメイトの冊子に素晴らしい写真が掲載されていたのが先月。

11月、旧暦の神在月に行こうと決めていた。

土曜午前の中国道~浜田道は非常に空いていて、ワインディングをクリーンディーゼル・リッター12km走行。

あっというまに浜田の日本海が見えた!

国道9号線を西へ。途中寄り道して石見銀山方面へ。

地味な世界遺産。。

  

午後からのバスで2時間半から3時間かかると聞いて断念。
何せ日没前には宍道湖へ到着しなくては。

近くの五百羅漢を鑑賞。ここも世界遺産に登録されている。

    
秘仏御開帳に当たり、ありがたく拝観する。

湧き水のほとりで不動明王に遭遇。今回もまた導かれたのか・・・

Dr.COPAさんに薦められた「物部神社」へ。なんとも雰囲気のある社。

   
龍と勾玉の手水舎は御利益ありそうだった。

出雲方面へ移動。大鳥居をくぐり~まずは腹拵え。

黄金そば「かねや」の三色割子五段!
待たされただけの価値ある逸品!

 
そしてとうとう来てしまいました。出雲大社へ。

現在 平成の大遷宮中。

通常より神様が近くへ出てこられています。

 

竹内まりやさんのご実家「竹野屋」さんへご挨拶し・・

出雲から松江に移動。
穴道湖の夕陽になんとか間に合い海外雑誌での評価が高い日本庭園で過ごす。

宿泊は料亭旅館の老舗「皆美館」

夕食で感動した「土瓶蒸し」と「のどクロの雲丹焼き」
 

島崎藤村ゆかりのお部屋は予約できず・・・
和洋折衷の近代風ちょいエロ部屋に通される(笑)。

桧風呂の障子を開けたら、そこは宍道湖。