松江城下町。

美味しい食事と温泉で、激務の疲れを癒せた。

翌日曜日は運動を兼ねて松江の城下町観光。

その前に、朝食は名物「鯛めし」

朝から食べ過ぎた。。松平不昧公お気に入りの逸品だとか。

歩いて歩いて「堀川遊覧船のりば」へ。

ここからおよそ40分の舟旅。

底の平らなエンジン船、最大搭載人員は13人。
最大の特徴は、電動式の幌屋根が上下する所。これが楽しい。
橋の下を幾度も通過、さらにほぼ土管状の穴を通過するので
その都度、舟の屋根が下げられる。座高が(もちろん身長も)高いボクはヨガのポーズを強いられ苦戦。

 
クライマックスは松江城を望む武家屋敷沿いの堀川。

  

丘へ戻り腹ごしらえ。知人の祖父が庭を手掛けたという蕎麦屋へ。

  

武家屋敷を歩き、日本紹介者のひとり
小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の旧家へ。

その並びの田部(たなべ)美術館ではブルーノ・マットソンの椅子がお出迎え。

創設者田部長右衛門氏は、衆議院議員・島根新聞社社長・島根県知事として政財界に活躍。また自ら松露亭と号し彩管をふるい土をひねり茶に親しむといった生枠の文化人だったそうである。不昧公の愛蔵品をはじめ、書・花入・茶杓など公自らの作品、また「不昧公お好み道具」が収集されていた。

坂と階段を登って「明々庵」へ。

 
 

茶室を拝見した後、広間にて菓子と抹茶をいただく。

異常なまでの気温上昇。汗ばむ初冬の松江路だった。

帰りは浜田の和田珍味へ寄り、のどクロの干物を購入。一匹2,600円・高杉。

大朝までの峠道を気持ちよくドライブし、知人のお寺にお邪魔。
すっかり陽が暮れ、通された座敷ではガスストーブが活躍していた。

500有余年の歴史がある本堂を見せてもらい、父上である住職と談笑。
こちらでも抹茶と銘菓をいただく。

帰路はトラックの通行量が増えた中国道。
「宇部の先 事故通行止め」との表示を確認し美東SAで夕食。

2日間の走行距離824km。