ケアンズ日記2日目。

早朝5時に起き、タックル&撮影機材のチェック。
雨対策のレインジャケットも必要になりそうだ。

6時半、ガイドのテリーをホテルフロントにて待つ。彼の登場シーンから撮影スタート。
車に乗り込み、南へ1時間のドライブ。すぐに雨模様となった。
車内でもカメラをまわし、テリーのアドバイスを聞く。

広大な景色を進んでいると、雨雲もハッキリ解る。あと10分くらい先は雨だなぁ・・・ジャーッ!
こんな感じ。

朝食をとってなかったのでマックへ。そこに何故かTBSの解説なんかでおなじみ広島弁のオジさん「松岡さん」が居た。不思議な感じ・・・ゴルフかな?

さて目的地でもあり、近郊ではテリーが最も好む河「ジョンストンリバー」へ到着。スロープも完備されもちろん駐車料なんてかからない!まさに釣り天国だ!

ボートを降ろし出廷しようとしていると、早速スコール。
橋の下にて待機し、雨の準備。タックルの準備も。

小降りになったので、いざ出陣!まずは汽水域のマングローブ周辺にキャスト。もちろんトップウォータープラグ(水面に浮かぶルアー)のみで大物を釣り上げるつもり。潮はあまり良くない。。。

最初のヒットは僕。深場の浮き物周辺での強烈な水面アタック!
ドラグ強めにセットしていたのにラインは出て行く。
心地よいファイト後、姿を現したのは「パプアトレバリー」
GTの弟と思ってください。サイズは40cmちょっとだけどその強力な引きに夢が膨らむ。

ケアンズNo1ガイドのテリーはポイント移動しながらもこんな感じでミノーやミニポッパーを投げる。彼には僕らのルアーサイズが信じられないらしい・・・

でもそんな僕のシングルスイッシャー(プロト)に超大物がアタックしてきた!翻った姿はシルバーに輝き70cmは軽くあったと思う。テリーが叫ぶ「トギー!合わせるな!動かし続けろ!」
しかし再アタックはナシ。テリーは興奮気味に怒ってる(笑)。
「ファーストバイトで合わせるなとあれだけ言ったのに、本当に大物を釣る気があるのかぁ!」
解る。解ってる。頭では・・・身体に染み付いてるのよ。。。

その後は河を登り、休憩をとり、木陰でサンドウィッチのランチをとり、デザートにテリー特製のフローズンマンゴーを頂き~
ロケーション最高!ただ暑い。。。日焼けもジリジリ。雨が降るとビッグサイズの蚊が沸いてくる。
小物を釣り上げた旧日本兵ルックの僕

河を登っていると、猪の家族が泳いで横断していた。

僕らは「可愛い~!」なんて見てたら、テリーがボートの速度を上げて家族ごと沈めようとする。
彼によれば「こいつらは農作物は荒らすし稀少動物は食うしで悪い奴ら、ハンティングの対象でもある。ナイフを持ってたら殺す!」だと!考え方の違い・・・
最終的には一匹を追い込み尻尾捕まえて頭を水没させ「ハアーッ!」なんていいながら空手チョップを見舞わせる(笑)
自然との共存。人間にとっての敵。色んな事を考えた。

釣りに戻って・・・
ようやくDEPPも獲物をゲット!
いいサイズのジャングルバス。

で、アクシデントが!
三脚で固定していたハイビジョンカメラ。カメラ担当だった「たすまん」が居眠りして河にドボン!本人は居眠りしてないと言ってますが・・・ついでに慌てて三脚部分を身を乗り出して掴んだ「たすまん」もドボン!日除けの為タオルを頭から被っていたので、その姿はダチョウの上島そっくりだった(笑)
テリーが僕らにこう叫ぶ「早く!手伝って助けろ!」

ガボットブラザーズの僕とDEPPは釣りに夢中だったので何が起きたのか理解出来ず、笑うしかなかった。
が、後から考えるとクロコダイルも居るからなぁ(笑)。

今日1日、色んなルアーを試し次回撮影本番へ向けての課題が沢山出来た。ルアーも制作しなおさなきゃ。。。
「バラマンディーは小さなサイズのミノーを好む。」
しかし!僕らは大きなトップで釣り上げてみせる!