X’mas in Palau #5
パラオに入国してから、毎日 海・海・海。
宿はマン・マン・マングローブの中。
4日目はダイビング。
意外かもしれないけれど、僕はダイビングのライセンスを取得して18年。
タンクの本数こそ20本くらいだけど、ベテランの域に達してる方だ。
しかしながら、今回のダイビングは約7年振り。
メキシコ・カンクン沖でマンタとニアミス。それ以来。
すっかり忘れてしまってる事だらけ。本当にダイジョウブか?
朝イチにボートで40分程かけて島を南下。
途中スコールに見舞われ、なんと虹が! とっても良い予感。
その先で通称「クジラ島」を発見。
本日は2ダイブの予定。まずは午前中1本目。
約7年振りのレギュレーターを不自然にくわえながらも準備OK。
ウェイトは5kg。ちょっと軽いかな?まっイイか。やっぱ軽いか?
マスクを押さえて・・・
バックロールでエントリー。
ダイバーみたい!
結果やはりウェイトが軽く、BCの空気を抜ききっても沈むのに時間がかかった。
でも海中の美しさを目の当たりにすると、不安なんて一気に吹っ飛ぶ。
ブルーとエメラルドグリーンの潮目の境界がハッキリ認識出来る。
15m程潜っても透明度はバツグン。魚の群れが目の前を横切る。
ここに来て右の耳抜きが思うように出来ない。
右目の眼底に鈍痛が走る。メキシコでの症状と同じ・・;
それでもなんとかガイドについてゆく。
痛みを我慢しながらも、およそ30分程の海中遊泳を楽しんだ。
減圧症を防ぐ為、水深3mの位置で3分程時間を計って水上へ。
鼻血が出ていた。耳抜きに苦労したので、鼻を掴み過ぎたのか。
ボートに上がっても右眼と耳の痛みが取れないので、
サイナススクイズと判断し2ダイブ目は遠慮した。
風邪ぎみでもないし。連夜の飲み過ぎと疲労の影響なのか?
ランチ後、マンタが見れる事で有名なジャーマン・チャネルで3ダイブ目。
ここ10日程マンタはクリスマスホリデーなのか見かけてないらしい。
午後も耳痛と頭痛が治まらないので、無理をせずスノーケリングで楽しむ。
ウミガメとサメの群れ、もちろん数々の熱帯魚も歓迎してくれた。
3ダイブ目を終えたダイバー達が皆ニコニコ顔で上がって来た。
「マンタが3枚居たぁ~!」
幸運の虹は、本物だった。でも悔しさはあまり感じなかった。
何故なら、僕の本命はGTだから(笑)。