X’mas in Palau #6

パラオ最終日。

午前中は朝食も摂らず、ゆっくりした時間を過ごした。
前夜は街の中心部まで繰り出し、ショッピング&ディナー。
ここで再び食べ過ぎたからである。

街の中心といっても、メインはショッピングセンター。

その裏手の「パン&ケーキ屋兼レストラン」?で食事。

アットホームな雰囲気。パティシエは日本人のMr.Kumagai翁。

Hot Dog Fried Rice$2.50(ホットドッグ・フライドライス)
というメニューを見て興味津々・・。出て来たのは~

ウィンナー入りチャーハンやないかぁ!

しかもデカすぎっ!3人前はある!
でもロングライスを使用していて味は素朴。ナカナカ美味しかった。

話は最終日の午前中に戻り・・;

NHK Worldで日本のニュースをチェックしたり・・・
Internet RoomでMixiをチェックしたり・・・

そして午後イチ。
フィッシングガイドのクメさんがホテルまでエルグランドで迎えに来てくれた。

今日はライトタックルもジギングもやらない。
そう! ポッパーでのGTフィッシングに集中するのだ。

1匹釣れたら終了。その予定で出航!

残念ながら写真はナシ。
ハイビジョンハンディカムを回しながらのガチンコ釣行。

今日は魚の活性を高めるため、クメさんもキャスト。
大型ポッパー2ヶが、音と共に海水面で飛沫をあげる。

ルアー着水と同時にベイトフィッシュが逃げ惑う。
昨日よりも状態は良さそうだ。

外洋と接するポイントでガツン!とバイト。

キタッ!

GTは手前に走ったのか、一瞬手応えがなくなった。

しかし次の瞬間、ロッドが音をたてて撓る。フッキングしてる!

身体中に痺れたような快感が走る。
船首から一段降りてロッドをギンバルに押し込む。

グングンと強烈な引きがロッドから伝わってくる。
これぞ大魚との格闘だ。

ドラグを締め過ぎていた感があったので、右手でロッドホールドしながら
左手をリールドラグに伸ばそうとした瞬間。。

バチッ!

痛恨のラインブレイク。

逃がした魚は大きい。

その後もポイントを変え、これでもかというくらいキャスティングを続ける。

照りつける南洋の日差しで顔が火照る。
汗だくになりながらもミネラルウォーターをガブ飲みし気合いを入れる。

毎回のポッピングに集中し、綺麗な飛沫をあげるように努める。

GTがルアーをチェイスしてきたり、アタックしてきたり。
その度、クメさんが大きな声を発する。

しかし。。。

最後の最後、時間の許すまで投げきったが結果はGTゼロ。

何よりもガイドのクメさんが肩を落として悔やんでくれた。

僕はその実直な姿を目の当たりにして、次回の釣行を約束した。

相手は自然・大魚、そして自分自身。

初めてのGTトライ。そんなに甘くないのである。

寄港する船内では皆無言。本当に悔しい。
雨雲を交わしながら港まで無事に到着。

タックルを水洗いして、堅い握手を交わしてお別れ。

ホテルへ戻ってジャクージに入る。ここでビールを一杯。

その後は予約していたフェイシャル&ボディーマッサージへ。

5日間の疲れが吹っ飛んだ。もちろん爆睡(笑)。

帰りの飛行機は夜中の便なので、最後の晩餐は「Jungle Bar」で。

2007年最後で最高の想い出。

GTに会えなかった悔しさとパラオの大自然への感謝の意を胸に帰国の途に着いた。